有名書籍と優良書籍
私事ですが今週引越しをするので本を整理していました。
机に並べてみたのですが、よくまぁこんなに買ったなと・・・。
特に海外のFX本は高く、3000円~1万円したのもありました。
こんな本を買うくらいなら、桜井章一氏の「負けない技術」をお勧めします。
中古でよければアマゾンで20円位で買えます。新品であれば900円位です。
この本の中で特に興味深かったお話は
「仕事でも人生でも、『負ける』という行為の九九パーセントは 『自滅』だといっていいと思っている。」
「『勝ち』にいく勝負が欲の支配する戦いだとすると、 『負けない』というのは人が持つ本能からくる戦い方だ。」
「勝ちたいという思考は自然界の中には存在しない。自然界の中にいる動植物たちには「本能で生きる」、
つまり「負けない」という普遍のスタンスがあるだけであって、それ以上でもそれ以下でもないのだ。
人がこの「負けない」力をつけるには、自然界の中にいる動物達のように変化に対する動きと感性を磨くことである。」
「勝ちたいと思う気持ちは化粧に似ている。厚化粧をして自分を塗り固めてごまかそうという行為に近い。自分の弱さや醜さをごまかそうという気持ちが幻想を生み出し勝てなくなっていく。」
「書店にたくさん並んでいる本を見渡してみても、そこで訴えているのは勝つ為に必要な上辺だけの方法やテクニックばかり。それらは全て上っ面の化粧の仕方を教えているだけだから、読んだ人が素の部分で真の強さを獲得し、成長していくことはまずないだろう」
桜井章一とは雀鬼(ジャンキ)というあだ名を持つ、二十年間無敗だった伝説を持つ雀士です。かつては裏世界の麻雀でヤクザや会社社長の代打ちとして麻雀を打ち、いくつもの修羅場を潜り抜け無敗を誇った雀士なのです。今は雀鬼会という団体を設立し、麻雀を通し雀鬼流という独自の人生哲学を伝え自己啓発的指導を行っています。著書も多数出版され、テレビでも取り上げられることもある、麻雀界の有名人、伝説の男とされています。
相場にも、人生にも非常に役立った1冊です。
私は麻雀のルールすら知りませんが、凄いと思った動画です。